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ごあいさつ

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席亭の勝部です。
私が三軒茶屋で囲碁クラブを始めてから36年が経ちました。大変長いようですが私にとっては、碁の魅力、魔力に引きまわされながらも充実した年月でした。

色々なことがありましたが、特に心に残っているのはクラブの会員の皆さんでチームを作り、海外に囲碁ツアーに出かけたことです。訪れた都市でその国の人たちと碁の対局試合を行いました。
訪問した都市はウィーン、ブタペスト、ワルシャワ、プラハ、ジュネーブ、バンクーバー、北京、上海、桂林、西安です。
いずれも大変な歓迎を受けましたが、ここでは西安の例を紹介したいと思います。
会場は市当局の計らいで歴史上由緒ある城壁の上に建つ高楼が使われました。23人のツアーでしたので西安市のほうも同じ数の選手をそろえてもらい、2回戦って勝負を決めることになりました。結果は奇しくも23対23の引き分けでした。会後、西安の大きな夕陽を背に暗くなるまで手を振ってくれた人たちの姿は今でも私の記憶に焼き付いています。
碁には国境を越えた民族を結び付ける大きな力があることをつくづく知らされました。

又、碁にはいろいろな力があると思います。脳を賦活する力、物忘れを防ぐ力、計算力をつける力、構想力をつける力、判断・決断の力、忍耐・克巳の力、平衡力をつける力(和の心を育てる)。
私もできるだけこの力にあやかって、皆様の棋力増進のお手伝いを続けさせていただこうと思っております。
どうぞ「三軒茶屋囲碁クラブ」へお越しください。


平成23年10月

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